鳥取大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進室

 COC+セミナー:若手経営者による「鳥取未来トーク」を開催しました

10月26日(水)に、学生の就職先の選択や、就職後のキャリア形成等に役立てることを目的に、COC+セミナー「若手経営者による鳥取未来トーク~元気な若手経営者が鳥取を熱く語る~」を開催しました。
本セミナーは、今、鳥取県内で活躍しておられる若手経営者5名に、“鳥取の魅力と未来への夢”をテーマに、筋書きのない本音トークで語っていただくものです。「なぜ鳥取を起業の場所として選んだのか」、また「そのきっかけは何だったのか」、「失敗した時はどう立ち上がったのか」等を大学生をはじめ、高校生、中学生、一般の方々など参加した約350名に熱く語っていただきました。
学生からは、「学生時代に勉強以外にやっておくべきことは何か」、「求人される場合の人物像は」等の質問があり、それぞれの経営者からアドバイスをもらいました。
最後には、各若手経営者が抱いているこれからの夢、またそれに到る過程を本音で語っていただき終了しました。セミナー終了後も、各経営者の方々に熱心に質問をしていた学生の姿がとても印象に残りました。

■パネリスト
AXISグループ 代表取締役兼CEO 坂本 哲氏
株式会社旺方トレーディング 代表取締役 幸田 伸一氏
株式会社バルコス 代表取締役 山本 敬氏
有限会社ひよこカンパニー 代表取締役 小原 利一郎氏
モルタルマジック株式会社 代表取締役 池原 正樹氏

COC+セミナー アンケート集計結果

集計結果(グラフ)pdf⇒ 10/26COC+セミナー アンケート集計結果

記述回答pdf⇒ 記述回答【抜粋】

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セミナー参加学生の感想

鳥取で起業することのメリット、デメリットに関しては、「鳥取に限らず、日本全国そう変わりはない」と言う意見は面白かったです。どこで起業しようとその地域にあったやり方があり、そのやり方をいかに見出すかが大切なのではないかと思います。

ひよこカンパニーの小原社長のお話は、業務内容が地域に根付くことが不可欠な要素である一次産業から発進したということもあり、鳥取で生きていくことの覚悟や愛着が感じられました。

農学部 男子学生

 

 

「鳥取未来トーク」ということで、鳥取県で起業した若手社長からお話をお聞きしましたが、鳥取県がますます好きになりました。また、鳥取を好きな人が好きになりました。

ネット社会である今、都市との格差はほとんどなくなっているようにも感じられます。それでもやはり、人口などの面ではどうしても差を埋められない鳥取で起業され、働き続け、根を張ってビジネスをされている皆様のお話を聞き、鳥取で起業することの面白さを感じました。坂本社長が、お話の中で「できるまでやり続けることが大切だ。諦めなければ失敗にはならないが、諦めたら失敗になる。」と言われたことを含め、皆様がポジティブな姿勢であることを実感しました。

地域学部 女子学生

 

 

今回のセミナーのように、鳥取県の若手経営者が一堂に集う会は、めったになく、非常に有意義な時間であり、5人の経営者の方々のそれぞれの異なるマインドを感じられました。

小原社長のように鳥取に徹底的に根付いた戦略を取られている経営者や、山本社長や坂本社長など鳥取に拠点を置き県外・世界に進出する戦略を取る経営者とでは、考え方や「鳥取の利点」というところで意見が食い違っていたことが、セミナー自体の質を高めているように感じました。1時間半という短い時間であったため、もったいなかったですが、とても良い学びとなりました。

・坂本社長の経営スタンスとしては、都会での「営業」、「業界のスタンダート」を把握することができれば、本社が鳥取にあっても構わないということでした。また、鳥取県にあることが他社との差別化につながるということをおっしゃっていました。坂本社長個人の考え方として、「目標を決めて逆算する」というものがあり、「いつまでに何々をする」というやり方でやってこられたそうです。お話の中で常にポジティブであることが伺えましたし、そこに経営者としての資質を感じました。

・幸田社長は、鳥取県がコンパクトシティである点が、起業に向いているとおっしゃっていました。ただし、商売をする上では、大都市などのマーケットに焦点を当てる必要があるということでした。鳥取で起業するには、得手不得手の業種があるのかなという印象を受けました。

・山本社長は、商業をクリエイティブなものだと捉えておられ、「ビジネスを行うためには、その土地で『生産』『流通』『マーケット』を意識する必要がある」とおっしゃっていました。倉吉が、社長の慣れ親しんだ土地だからこそ、そのネットワークや土台がビジネスにおいて優位になるのかなと思いました。

・小原社長は、今回の5人の中で最も「鳥取県」に根差した経営スタイルを取られている方でした。他の4人の方々はほとんど、県外のマーケットへの参入を鳥取県に拠点を置きながら図っておられましたが、小原社長は、徹底した外貨獲得型のビジネスを担当されていました。お話の中で、「周りが認めないものを県外の人は認めない」という友人からの言葉を紹介されていましたが、そこに小原社長の経営の好循環を感じました。軌道に乗る前に、まず周りの消費者に目を向けたことで、名実ともに会社の質が上がった結果、県外の顧客の心をつかむ企業になられたのだと思います。この経営スタイルと圧倒的なブランディング戦略は、鳥取県だけでなく、これから地方でビジネスをする人にとって、大いに参考になると思いました。

・池原社長は、発想の転換で、家業のビジネスをさらに成功に導かれた方だなと思いました。親から引き継いだ家業を、ただ単純に反復するだけでなく、新たなビジネスへとチャレンジされ稼いでいらっしゃったからです。工業系からお土産という商業への転換は面白い流れで、他の分野でも応用できると思いました。

農学部 男子学生

 

 

私は、「起業は難しい」というイメージを持っていましたが、皆さんの起業理由は、とても意外でした。なぜなら、自分の可能性を信じてチャレンジしてみたかった、好きなところで生きていくために好きな商売をしたかったからなど、堅苦しい理由が一切なかったからです。このことから、私の起業に対するイメージはとても身近なものに変わりました。また、「鳥取県での起業のイメージをどのように捉えるか」とありましたが、「この地を何として考えるのかが重要である」と、山本社長は答えられました。「拠点を生産の場にするのか、流通の場にするのか、マーケットの場にするのか、三つの観点から考えることが肝要である」と言っておられ、私にはとても新しい見解でした。確かに、人も少なく、商売をするにはあまり適した環境でないところだとしても、その三つのカテゴリーを参考にしながら、企業も成り立っているのだなと思いました。

医学部 女子学生

 

 

私は、「鳥取の魅力は住むとだんだん気づかなくなるから、一度、外から鳥取を見るべきだ」という話に共感しました。鳥取県民の多くは、「鳥取には何もない」と言いますが、今年初めて鳥取に来た私にとっては、本当に美しい風景と場所ばかりで、魅力がたくさん詰まった県であると思うからです。魅力を教えてくれるのは、県外からの人なのかもしれないと思いました。

・「自分の身近な人を幸せにできなかったら、他の人を幸せにできない」という小原社長の言葉がありました。とても私には、耳の痛い話でした。「身の回りにいる人を大事にできない人が、仕事で遠方の人と分かり合うなどということはできないのではないか」と思います。

・また、どの企業も求める人材はさほど変わらないということがわかりました。仕事に向かう姿勢、耐性、笑顔、あいさつ、フットワークが軽いなど、職種に関わらず、学ぶ姿勢と素直さが求められるということに納得しました。勉強はとても大事で、それを基本としてそれ以外に必要な能力というものが分かったので、意識して向上させていきたいと考えています。まだ方法はわからないので、模索していく必要があります。

・「私は失敗をしたことがない」という坂本社長の話が印象的でした。うまくいかないことがあって、そこでやめてしまえば「失敗」だが、やめずにそこから学び、次の行動を起こして成功すればそれは「失敗」ではないという意味だと思います。「うまくいかない」ことを「失敗」にしているのは自分の意識なのだということに納得しました。

農学部 男子学生

 

 

今回セミナーに参加して、普段会うことのできない方々のお話を生で聞けたことは、とてもいい機会だったと感じています。幸田社長や池原社長は、会場を楽しくしようとしていました。どの方々も魅力的な人柄であるのに、個性がかぶっていないことが印象的でした。

話の内容に関しては、鳥取で起業するメリット、デメリットの話が印象に残っています。私は、山本社長が言われたように、「確実にデメリットはあると思う。しかし、最後はどこでやろうと自分の思いを形にするために改善策を打ち出して適応していくしかないのだ」と今回の話を聞いて感じました。

今回はパネルディスカッションという形でしたし、時間も少なかったので、もっと本当のところをもっと聞きたいなと思うことも多くありました。ぜひ、次回は鳥取の学生と対談のような形で、もっとフリーな形でお話しを聞ければ、と思いました。

農学部 男子学生

 

 

今回、経営者の方々から、直接いろいろなお話を聞く機会は初めてであり、また、お話が上手だったので引き込まれて聞きました。山本社長のように、外へと海外進出される会社もあれば、小原社長のように地元中心とした会社もあり、会社毎に方針や方向性の違いが分かり、将来、自分の就活時にとても役に立つと思いました。

私は地域学部なので、ひよこカンパニーのような地元中心としたビジネスに魅力を感じています。鳥取発祥で、鳥取で活動することは、すべて地域貢献に繋がるのだと思いました。私の地元は田舎なので、将来都会へ行きたいと思っていましたが、起業まではいかなくても、地域に貢献するのもいいなと思います。もし私が都会に出たとしても地元のことを忘れないでいようと思いました。

他人の意見を聞くのは難しいけれど、一見マイナスと思えることもプラスに考え、また、その考えを実行に移すということが、どの経営者の方々にも共通のスキルなのだと思いました。今回、初めて知った会社の経営者のお話でしたが、鳥取の新たな魅力を知ることができ、話を聞きながら、「私の場合は…、私の将来は…」というように考えながら聞いていたので、自分の将来のことを考えるいい機会となり、貴重な経験となりました。

地域学部 女子学生

 

 

商売は、生産・流通・マーケットの3つの拠点が基盤となっており、鳥取は企業を立ち上げるための助成金が貰えやすいということを、冒頭でお聞きした。鳥取で企業を立ち上げる人が少ないということは、逆にラッキーなことなのだと思いました。小原社長が、「都会の人には絶対に真似できないものを建てよう」と、美しい地元の景色を一望できるガラス張りのレストランを建てたお話を聞き、鳥取だから出来ることを見つけていけば、もっと鳥取の良さを活かしながら、活性化できる可能性があると感じました。鳥取の企業は、様々な工夫を凝らし、鳥取の良さを大切にしながら、全国へ、グローバルへと活躍しておられる。今回のセミナーを通して、日頃の大学生活では、なかなか聞けないことを知ることができたし、楽しく、様々な興味もわいてきました。

地域学部 女子学生

COC+セミナーの様子

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