鳥取大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進室

 地域就業論 講義録⑦(日南町)

講義科目

講義概要

鳥取大学では県内産業界への理解促進と職業観・就業意識の醸成を狙いとして「地域就業論」を開講しています。
本講座では地元産業界からリレー形式で講師を招き、各業界の現状やこれからの方向性(ビジョン)のほか、その業界で
働くためにはどのような能力や姿勢が必要か等についてお話いただきます。

11/10(木)は日南町 企画課 主事 古川 則仁氏にお越しいただきました。

鳥取県の南西に位置し、日野郡に属する同町は“日南ブランド”として、お米やトマトなど多くの特産品があります。一方で高齢化率が約50%、少子高齢化が進んでいるという課題も有しており、平成18年には鳥取大学との連携協定を締結、大学への職員派遣や様々な連携事業を通じて、町の活性化に取り組んでおられます。

会社名

日南町

学生へのメッセージ

日南町 企画課 主事 古川 則仁氏

◎日南町にとっての地方創生とは?

「自身は町で地方創生に関する仕事に携わっている。一般的に地方創生とは、人口の東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的とした政策とされているが、日南町にとっての地方創生は“住民生活を一定水準以上に維持していくこと(社会保障、教育、医療、公共交通)”であると考えている。人口が少なくても一定水準の生活が維持できればよいが、急激に人口が減ってくるとそれが困難になるため、よりコンパクトな町にソフトランディングさせる対策として、人を『生』み、仕事を『創』り出すことが必要になる。

 

現在、国からの出向者とともに、『移住定住』、『空き家』、『農林業の復興』など地方創生に関するあらゆる事業のマネージメントに取り組んでいる。役場はこれまで縦割りで横(部署間)の連携がなく、効率の悪い部分もあったが、地方創生事業をきっかけに横の繋がりが生まれ、一体となって進められるようになった。」

 

鳥取大学と日南町の連携協定締結10周年記念 木彫パネル寄贈式の様子(平成27年7月)

 

◎自治体(市・町)で働くおもしろさ

「仕事のフィールドがコンパクトなこともあり、“自身の仕事が住民の方々の生活に直結していること”や“自分のやりたいことがやりやすい環境があること”、“結果が分かるのも早く、変えていく楽しさがある”と感じる。人数が少ないため、自分で1から10までできるが、その分、しっかり計画を立てないと立ち行かないこともある。大企業ではなかなか難しいと思うが、町の役場であれば若い人でも手を挙げれば色々なことができ、それがこの仕事の魅力だと思う。

 

自身を優しく迎えてくれた故郷に感謝しており、同時に、チャンスが溢れていておもしろい役場の仕事にやりがいを感じている。昨年度は大学へ派遣職員として来ていて、その中で感じたのは、大学には色々な人がいるということ。ぜひともアンテナを張って、たくさんの人との交流を通じて自分の好きなこと、やりたいことを見つけてほしい。今後の人生において必ず生かせると思う。」

 

 

同町の事業例 (左)日本一のホタルの里/観光客増加を目指す (右)日本一のクロム鉱山/放置から資源化へ

 

写真左より、南部町 大下主幹、日南町 古川主事 

 

 

■日南町役場

住所      〒689-5292 鳥取県日野郡日南町霞800番地

代表者   町長 増原 聡

職員数  90名(うち本学卒業生7名)

HPアドレス http://www.town.nichinan.tottori.jp/


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