鳥取大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進室

 学生による企業訪問レポート:株式会社ササヤマ

「学生による企業訪問レポート」 ~鳥取県内企業見学シャトル便~
鳥取大学COC+事業推進室では、学生の皆さんが、稼動中の企業を見学し、良く理解することで、今後の学習や職業選択に役立てて頂く事を目的に「県内企業見学シャトル便」を開始致しました(対象~全学年、全学部)。同行した学生から見た、企業の実態を掲載いたします。

訪問日(2017/05/12)
工学研究科2年

○会社概要
設 立  1972年8月10日(資本金9,920万円)
従業員数 71名
業 種  精密プレス金型設計・製作
所 在  本社:鳥取市河原町布袋530-1
概 要  同社は創業48年の日本の金型技術のトップレベルの会社であり、鳥取県内に2工場、米国(テネシー州ナッシュビル)に1工場を有している。2010年度の「グッドカンパニー賞(優秀企業賞)」(経済産業省始めとする各機関からの推薦と審査で決定)を受賞(鳥取県内では3度目)する高い技術力を持つ企業である。

○はじめに
・昨年9月に、本社工場を鳥取市の千代水から河原町布袋に移転された同社工場を訪問、見学させていただいた。最初に、代表取締役の笹山社長様のお話の後、林総務部長様より会社概要を説明いただき、工場見学は鳥大OBの能勢様に案内していただいた。同社の大卒社員32名の内、鳥大卒業生は14名(内3名院卒)が在籍と聞き、親近感を感じました。同社新工場は精密プレス金型製作の最新鋭の機械が導入されており、実際稼動している機械を間近で見ることは滅多になく、わくわくする工場見学となりました。

○お話から
・金型は製造業の要であり、その技術水準は、世界の中で日本がトップレベルであること。しかし、最近は中国や韓国の金型技術の成長が著しく押され気味であり、生き残りをかけ高精度しかも納期の短縮を課題として、技術力を磨いているとのこと。
・同社のマーケットは北米や東南アジアを主ターゲットとしており、とくに北米では商社と業務提携したアメリカ工場で金型を生産しており、工場を案内いただいた鳥大OBの能勢氏は今秋にアメリカ工場に派遣されるとのことです。
・工場内では、初めて目にする1600tのプレス機をはじめ、金型を製作するアームロボットが稼動しており、騒音でゴチャゴチャしているだろうと思っていた最初のイメージと違い、工場内が綺麗で整然としていたこと、設計部署でも女性の方が数名活躍しておられ、図面(2D,3D)を作成しておられたことも意外であった。
・また、120個の工具を自動で差し替えて工作する機械、ワイヤーカット放電加工機、マシニングセンタに切削物が自動的に設置される過程、どれを取っても驚きであり、また金型の中には大きなものもあり、危険な作業だと思ったが、一人一人が安全第一に考え絶対に失敗してはいけないという強い責任感をもって作業に当たっておられる点に意識の高さを感じました。

○最後に
・同社の理念の1つに、コア技術である金型技術を核にしてグローバル企業を目指し、オンリーワン技術を追求することとある。社員の平均年齢は35歳と活気があり、従来の生産技術(MT)へ情報技術(IT)を適用することで、もっと高付加価値のある金型製造へ挑戦を続けて行くとのことでした。工場内では最新鋭の機械に関わらず、自由に写真を取らせていただいたこと、また、クレーンや台車を動かす時の音楽がディズニー系の音楽だったことが印象的でした。今回は研究室のゼミでのシャトル便参加(全11名)ということで参加しやすく、貴重な経験となりました。
                                                                     以上

㈱ササヤマ

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