鳥取大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進室

 学生による企業訪問レポート:弓ヶ浜水産株式会社

「学生による企業訪問レポート」 ~鳥取県内企業見学シャトル便~
鳥取大学COC+事業推進室では、学生の皆さんが、稼動中の企業を見学し、良く理解することで、今後の学習や職業選択に役立てて頂く事を目的に「県内企業見学シャトル便」を開始致しました(対象~全学年、全学部)。同行した学生から見た、企業の実態およびOBOGからのメッセージを掲載いたします。

訪問日(2017/05/26)
農学部3年

○会社概要
設 立  2013年12月(資本金12,500万円)
従業員数 94名
業 種  養殖(海面・淡水)および生産管理・製品販売
所 在  本社:境港市竹内団地205番地
概 要  同社は日水グループの一員として宮城県(女川)でギンザケ養殖事業を行なっていたが、東日本大震災で被災し、事業継続出来ない状況の中、鳥取県はじめ境港市や鳥取県漁協の協力を背景に、ギンザケの養殖事業を高度化した一貫生産で復興を成功させた企業である。

○はじめに
・今回、企業見学シャトル便で同社を希望したのは、私自身、魚が好きで、特に養殖業や加工業に興味を持っていたからです。同社は、2011年の東日本大震災で被災された後、2013年に鳥取県の境港市で新会社を設立され、大山などの恵まれた自然環境の恩恵を受けながら、ギンザケの稚魚の淡水養殖から販売までの一貫生産をやっておられる会社です。同社の新ブランドである「境港サーモン」は、春を代表する新しい地域のブランドとして鳥取県の主要な水産物の一つとなっている。

○お話から
・今回の企業見学シャトル便の参加者は私1人でしたが、応対していただいた小林業務部長様は気さくに、丁寧に説明していただきました。訪問した時期は、丁度ギンザケを出荷した後だったので、活気ある魚の加工は見ることは出来なかったが、私共のためにサンプル等を使い親切に説明いただいた。
・今回の見学で、同社は最新技術を使って養殖し、水産の6次化を図っている会社だということが印象に残った。そして、最新鋭である自動給餌システムへの自動供給を行うプラットフォームの技術も使い、養殖の効率化を図っていることが分かった。また、鳥取のみではなく佐渡でも養殖を行い、海水の温度の時期的なズレを利用して、加工の時期の分散も図られていることが分かった。
・ギンザケをどのくらいの期間、大山の麓の淡水で育て、どのくらい美保湾沖の生簀で育てているかということも分かった。たった半年で300gほどの魚が10倍ほどの大きさになることにとても驚いた。
・育ったギンザケは生簀ごと、加工工場敷地に横付けし、太いフィッシュポンプで吸い上げられた後、電気ショックで仮死状態に、その後活き〆処理し、スピーディに加工され、最短10分弱で箱詰めされる超高鮮度を実現。あまりの速さと、その新鮮さにびっくりした。加工ラインはギンザケ加工の時期が終われば、他の魚や冷凍原料の加工も行い、加工ラインの効率化を図っているとのことである。
・「境港サーモン」は、大山や川からの栄養豊富な水の中で育ち、その後日本海の潮流に育まれた良質のギンザケであり、しかも超高鮮度。間違いなく鳥取県の「旨いもん」の一つです。

○最後に
・魚が好きな私にとり、魚が大山の淡水から育って海の生簀まで車で運ばれる際、水から出したり入れたり、また移動で揺れたりするのは、魚にとってストレスとなると思うので、その回数が少なくなるような技術の開発などはどうだろうかと考えた。自動的に川を下り海の生簀まで魚を送り込む様なシステムなど出来れば運搬の手間も省け、魚のストレス軽減に繋がるのではないか等々、あれこれ考えてみた。
・最後に小林業務部長様から「魚の好きな人に働いて欲しい」と言われ、私にとって良い企業だと思いました。                                                                                      


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