鳥取大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進室

 学生による企業訪問レポート:株式会社 正光

「学生による企業訪問レポート」 ~鳥取県内企業見学シャトル便~
鳥取大学COC+事業推進室では、学生の皆さんが、稼動中の企業を見学し、良く理解することで、今後の学習や職業選択に役立てて頂く事を目的に「県内企業見学シャトル便」を開始致しました(対象~全学年、全学部)。同行した学生から見た、企業の実態およびOBOGからのメッセージを掲載いたします。

訪問日(2017/06/29)
工学部3年(男子)

○会社概要
創   業  1968年1月(資本金100百万円)
従業員数  258名
業   種  建設業(鉄骨建築・設計・施工)
所   在  本   社 姫路市夢前町前之庄1390
        本社工場 姫路市夢前町前之庄1384-1
        夢前工場 姫路市夢前町寺2090
        鳥取工場 鳥取市湖山町東2-222  
概   要  1992年11月に鳥取市の誘致企業として、鳥取大学近隣の鳥取市湖山町東に敷地面積延べ24,470㎡の鉄骨加工工場を建設。鉄骨建築のスペシャリストとして、超大型物件にも対応出来る事業活動を展開している。

○はじめに
・同社は、西日本有数の鉄骨加工工場を姫路市、鳥取市に有し、大阪の日本一の超高層ビル「あべのハルカス」をはじめ、イオンモール等の商業施設、学校、市営団地等様々な大型建物の建築、設計、施工をしている。「あべのハルカス」建築にあたっては、鉄骨材料の1/3が同社鳥取工場で製作されたとのことである。

○お話から
・応対していただいた大城常務様は、1992年に鳥取工場の進出と共に、鳥取へ移り住んだ方であり、25年間、鳥取工場の発展とともに歩んで来られた方である。最初、事務所で工場概要のお話とスライドを見聞し、その後、広い工場を一緒に案内頂いた。とにかく工場の広大さにもびっくりしたが、工場内で作られている鉄骨が、鳥取で建設中の身近な建物の一部であることにびっくりした。
・工場を見学して印象的だったのは、流れ作業での溶接、加工を見学出来たことである。ロボット溶接機が導入されていたが、小さな部品の取り付けは人の手により溶接されていた。また、姫路と鳥取を合わせた3工場で、同じものを生産できるとのことであり、京阪神で受注したものを鳥取工場でも行なっているとのこと。
・特に1995年の阪神・淡路大震災以降は、超高層建築の耐震構造、免震構造、制振構造における鉄骨製品の品質ニーズが一層求められている中、同社は高品質かつ安定した鉄骨の供給体制・量産体制を敷いているとのこと。
・大城常務様からのお話では『社員の方々には幅広い「専門知識」、品質にこだわる「職人気質」の気概を持ってもらうため様々資格取得を奨励している。また、生産性の向上を図るため「工場設備」を基盤とした独自のオペレーションシステムにより、品質管理の向上と安定した供給体制を図るとともに、納期の短縮に努めている』とのことである。
・同社は、環境への取組みにも積極的である。工場の屋根の一部には100Kwのソーラーパネルが敷き詰めてあり、太陽光発電により、工場内の電力の20%を賄うことが出来るとのこと。また、鳥取工場の敷地内には「正光ばら回廊」が設けられたり、車を止める駐車場の屋根部分には、藤の花が栽培されていて、人や車にとって丁度良い日陰が作ってあった。同社の環境への配慮を伺い知ることが出来た。

○最後に
・気になっていた社名の“正光”の由来については、打刃物鍛冶・刀工「正光」の伝統と技術に培われた職人気質と品質へのこだわりを代々受け継いできているとのこと。遡れば江戸時代以前からの伝統の継承であり、その長い歴史にびっくりした。もう一つは、鳥取大学中央図書館1F中央には、同社から寄贈された立派な書棚に、様々な分野に渡る書籍を揃えた“正光文庫”コーナーが設置されており、是非、一度、“正光文庫”訪れてみて下さい。


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