鳥取大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進室

 学生による企業訪問レポート:大山乳業農業協同組合

「学生による企業訪問レポート」 ~鳥取県内企業見学シャトル便~
鳥取大学COC+事業推進室では、学生の皆さんが、稼動中の企業を見学し、良く理解することで、今後の学習や職業選択に役立てて頂く事を目的に「県内企業見学シャトル便」を開始致しました(対象~全学年、全学部)。同行した学生から見た、企業の実態を掲載いたします。

訪問日 2017/07/17
作成者 地域学部2年(女子)

○会社概要
設 立  1946年7月(資本金82,438万円)  
従業員数 391名
業 種  牛乳・乳製品製造販売
所 在  鳥取県東伯郡琴浦町大字保37-1
概 要  同組合は、全国でも稀な県内全ての酪農家が1組織となった酪農専門の農協であり、自らが生産した生乳を処理、販売するという一貫体制を敷いている。1946年発足の伯耆酪農をもとに、その後、美保酪農や東部酪農等が合併し、1966年に現在の大山乳業農業協同組合が生まれ、今年で創立71周年を迎える。

○はじめに
・私は兵庫県の出身ですが、小さな頃から白バラのコーヒー牛乳が大好きで飲んでいました。今日初めて、その生産現場を見学出来、美味しい訳が判りました。また、今回のシャトル便による工場見学は、鳥取大学とのコラボ商品開発プロジェクトのオリエンテーションも兼ねており、出迎えていただいた販売部の陰山次長様はじめ、スタッフの皆様と一緒に、来春に向けた新商品開発のためのミーティングに参加することでもありました。

○お話から 
・牛乳は輸入に頼らず国産100%であり、日本では年間、720万tの生乳が生産される中、大山乳業農協は5万5,653t(0.7%弱)を生産している。美味しさのバロメーターとされている「体細胞数」(数値が少ない方が美味しい)は、都道府県平均が27万個/ccなのに対し、大山乳牛農協の平均は15~16万個/ccと群を抜いて数値が低いことから、同農協の「白バラ牛乳」は乳質で全国のトップクラスを誇っている。
・また、「白バラ牛乳」の美味しさは、生乳の鮮度にこだわった、良質な生乳を使用していること。鳥取県の生産農家から毎日集乳した生乳が100%であり、集乳から直接、工場受入までの時間が6時間以内となること等、とことん鮮度と美味しさにこだわって生産されている。
・更に、美味しさへのこだわりは、「健康な土、健康な牧草でなくては健康な乳牛から美味しい牛乳は搾れない」という理念とともに、全国でも珍しい酪農指導部によるサポート体制が敷かれ、獣医を含む専門指導員が365日、昼夜を問わず生産指導をするなど、生産農家と一緒においしい生乳つくりに日夜懸命に努めているとのこと。乳牛の誕生から除籍までの生涯の繁殖、産乳、記録、成分などのデータを乳牛の健康管理に役立てる「牛群検定」は全国第1位と極め付きである。
・見学したガラス張りの製品工場の中は、気圧が高めに設定され、外から虫やホコリが侵入しない様、またクリーンなエアが絶えず循環する設定になっており、製品化されていく牛乳にとても親近感を覚えた。

○最後に
・今回は、新商品開発のためのミーティングも兼ねた見学会でしたが、工場で作られる高品質な製品や大山乳業農協の方々の製品への思い入れを学ぶことが出来、新製品を考える際に大いに参考にすべきことがたくさんありました。
・大山乳業農協の生乳は「白バラ牛乳」として、山陰、山陽、関西、四国、九州の地区を中心に、一部東日本や中部地方にも販売されています。また、生協を通した販売網も広く、白バラ牛乳のブランド名は、私の兵庫県内でも古くから人々に親しまれています。
・高品質な牛乳を使った白バラの製品は牛乳以外にも、乳飲料、ヨーグルト、生菓子等があり、いづれも私の大好きなものばかりです。白バラの花言葉は「正直」「純粋」そして「私はあなたにふさわしい」という意味が込められているということで、ピュアな美味しさを永遠に保って欲しいと願っています。


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