鳥取大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進室

 平成28年度活動報告⑩ 地域志向教育研究経費《実践教育活動経費》

鳥取大学では、平成25年度から「地(知)の拠点整備事業・地域志向教育研究経費」として、大学全体の地域志向を踏まえ、教育・研究・社会貢献活動を改善する取り組み・活動を行っている教員への支援を行い、人口減少・高齢化が進む過疎地域や中山間地域を対象に、持続可能な地域づくりのための教育研究活動を進めています。さらに、平成27年度からは「地(知)の拠点整備事業・地域志向教育研究経費」に、【実践教育活動経費】【地域課題研究A(調査型)】【地域課題研究C(発展型)】の3つの区分を設け、多くの研究者による地域の課題解決を目指した取組を実施しています。
ここでは、平成28年度に取り組んだ実践教育活動経費での活動についてご紹介します。

●活動名称/まちの検査室 -「検査」をとおして「看る」 チーム連携力を養う実践教育プログラム-
●代表者/佐藤研吾
●部局名/医学部
●連携自治体/米子市

【活動概要】
 高齢社会を支えるため各自治体では地域包括ケアシステムの構築が進められています。これには医療・保健・福祉等の連携と住民の主体的な参画が不可欠とされています。連携には多職種において各々の役割を認識し「顔の見える」関係が必要とされ、市民参画には「医療や介護を自分のこととして捉える市民の意識啓発」が挙げられます。このような地域の課題に対応できる医療人が求められていることを背景に、本学保健学科看護学専攻および検査技術科学専攻学生に、学内では実施できない学外実践教育を実施し、医療人としてのコミュニケーション学習および職種の垣根を越えたチーム医療への意識付けを目的としました。平成28年度米子市ふれあい健康フェスティバルに参加し、学生自ら参加者(地域住民)に対して健康講座や血圧測定などを実施しました。医療人となる前段階での意識付けは重要であり、地域の方々からも高い評価を得ることができました。

活動成果

 参加学生には教員が事前に企画主旨の説明を行い、当日の流れや測定項目、参加者への説明方法などを議論させました。各専攻学生の視点から、それぞれの職種の違いや役割について学び、共同作業できるように指導しました。当日の配布物等も学生が中心となり作成しました。当日は、教員は監督し、学生が主体となって参加者への説明や測定を行いました。事前学習の成果を十分に発揮し、それぞれの長所を生かした説明や測定を実施することができました。実施後に学生に対しておこなった振り返りとアンケート調査では、「異なる専攻同士で実施できたことが良かった」、「お互いに参加者への説明の手掛かりになった」等の声がありました。通常の実習では交わることのない学生たちではあるが、医療現場に出れば多職種連携は必須であることから、在学中に多職種連携を体験できたことは大きいと思われます。

 

平成28年度 地域志向教育研究事業 成果報告書(p6ー7)

 

 


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