鳥取大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進室

 平成28年度活動報告⑪ 地域志向教育研究経費《実践教育活動経費》

鳥取大学では、平成25年度から「地(知)の拠点整備事業・地域志向教育研究経費」として、大学全体の地域志向を踏まえ、教育・研究・社会貢献活動を改善する取り組み・活動を行っている教員への支援を行い、人口減少・高齢化が進む過疎地域や中山間地域を対象に、持続可能な地域づくりのための教育研究活動を進めています。さらに、平成27年度からは「地(知)の拠点整備事業・地域志向教育研究経費」に、【実践教育活動経費】【地域課題研究A(調査型)】【地域課題研究C(発展型)】の3つの区分を設け、多くの研究者による地域の課題解決を目指した取組を実施しています。
ここでは、平成28年度に取り組んだ実践教育活動経費での活動についてご紹介します。

●活動名称/地域住民への健康づくり活動を通した教育効果の検討 ~「地域医療・保健を目指す学生による多職種連携ネットワーク」の立ち上げを目指して~
(申請時:住民組織と取り組む地域の健康課題解決型ワーキングを通した教育効果の検討 ~「地域医療・保健を目指す学生による多職種連携ネットワーク」の立ち上げを目指して~)
●代表者/徳嶋靖子
●部局名/医学部
●連携自治体/米子市、日吉津村、日野町

【活動概要】
 地域特性に応じた方法で健康寿命の延伸を目指し、かつ健康危機に対するマネジメントを地域住民とともに考え、多職種と連携・協働し実践できる人材が求められています。本事業は、地域医療・保健従事者として不可欠な住民の「暮らし」を知り、「地域(集団)」に着目する思考をもち、自身の専門性を活かし多職種と協働できる人材育成の方法として、健康づくり活動などの住民との関わりによる教育効果を検討することを目的に実施しました。
 対象は、本学医学部学生に地域の健康関連の行事等、地域住民と関われる機会を掲示等により周知し、希望のあった者としました。複数の健康イベント等(表1)をとおして、地域住民の健康課題を考えたり、健康づくり活動について学生間でワーキングを行いました。

活動成果

 のべ61名の参加がありました。地域住民の方や一緒に取り組んだ学生とのやり取りをとおして、表2のように多くの学びが得られました。他学科、他専攻との交流がそれぞれの専門性や多職種との連携を考える機会となりました。本事業をとおして、学生自身も自他の職種を意識し連携できる力を養う場の意義を確認することができました。さらに、学生主体のディスカッションの場を増やすことでより効果が期待できるのではないか、という学生からの提案もありました。

 

平成28年度 地域志向教育研究事業 成果報告書(p8ー9)

 

 


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