鳥取大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進室

 平成28年度活動報告⑤ 地域志向教育研究経費《実践教育活動経費》

鳥取大学では、平成25年度から「地(知)の拠点整備事業・地域志向教育研究経費」として、大学全体の地域志向を踏まえ、教育・研究・社会貢献活動を改善する取り組み・活動を行っている教員への支援を行い、人口減少・高齢化が進む過疎地域や中山間地域を対象に、持続可能な地域づくりのための教育研究活動を進めています。さらに、平成27年度からは「地(知)の拠点整備事業・地域志向教育研究経費」に、【実践教育活動経費】【地域課題研究A(調査型)】【地域課題研究C(発展型)】の3つの区分を設け、多くの研究者による地域の課題解決を目指した取組を実施しています。
ここでは、平成28年度に取り組んだ実践教育活動経費での活動についてご紹介します。

●活動名称/地域知と専門知の融合を目指す大学ニーズとしてのプロジェクト型授業の地域への実践
●代表者/羅貞一
●部局名/工学研究科
●連携自治体/智頭町

【活動概要】
 教育カリキュラム活動として、プロジェクト科目の授業を理論と実践の両面で展開することができるPBL(Project-Based Learning、課題解決型学習)を取り入れた新しい形態の授業を実施しました。具体的には、社会経営工学プログラムの平成28年度社会調査プロジェクトⅡ授業(2年生対象、後期、履修登録者46名)で、智頭町の新しい図書館づくりをテーマに智頭町職員の発表説明(2016年11月7日、智頭町立智頭図書館主幹・前田美由紀氏)による智頭町図書館の現状・課題を取り上げ、参加型手法である四面会議手法を用いて、学生と職員の共同作業による新しい図書館づくりのための行動計画案を作成し、最終的にはグループ別の提案策について、鳥取県(1名)や智頭町役場(10名)の関係者を招いて発表を行うワークショップ(計3回)を実施しました。

活動成果

 プロジェクト科目の実践教育活動をとおして得られた成果としては、「大学から地域へ、地域から大学へ」という大学と地域との相互補完の視点を持ちながら、智頭町の地域ニーズに応じる専門知の提供(参加型手法、外部視点)ができたことで大学と自治体間での地域課題の解決のための協働する場づくりが行われました。学生には地域実態の実感から問題認識を共有し、自治体とともに地域課題の解決策を講じる実践教育活動ができました。多様な主体が対話・協働して政策提案や知識創造へと結び付けるための参加型手法の習得というのは、学生だけではなく若手職員に対しても人材養成の効果が期待できると考えます。また、四面会議ワークショップの内容は平成28年度卒業論文研究としても活用されました。

 

平成28年度 地域志向教育研究事業 成果報告書(p16ー17)

 


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