鳥取大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進室

 鳥取大、地元定着支援へ COC+セミナー「鳥取未来トーク」を開催いたしました

 11月20日、鳥取大学地(知)の拠点大学による地方創生推進室では、学生の県内就職も視野に入れた就職先の選定や、就職後のキャリア形成等に役立てることを目的にCOC+セミナー「鳥取未来トーク」を開催しました。
 本セミナーは、地元の教育界、産業界、金融界でリーダーとして活躍されている講師3名が、「鳥取を元気に!鳥取の魅力と底力~小さくてもオンリーワンからナンバーワンへ~」をテーマに講演し、大学生を始め、高校生、教職員、一般の方々など、約130名が参加しました。鳥取城北高等学校校長兼相撲部総監督の石浦外喜義氏は、「弱くても勝てる 強くても負ける」を演題に、教育者としての立場から、相撲道を通じた人間づくりとして「嘘のない稽古」をモットーに、いかに本気で取り組ませるかなどを、自身の体験を通じて語りかけました。続いて、マルサンアイ鳥取株式会社代表取締役社長の兼子明氏は「魅力いっぱいの鳥取で働く場を!鳥取の力強さを全国にアピールしよう」と題して、県外から鳥取市の誘致により新会社を設立したことで見えた鳥取の魅力について説明し、オンリーワンからナンバーワンになる可能性はどこにでもあると話しました。最後に、日本政策金融公庫鳥取支店支店長の船山学氏は「鳥取を元気に!鳥取の魅力と底力」と題して語り、「よそ者」の目から見た鳥取の魅力や底力について、県内産業で大きな役割を果たしている中小企業の姿勢や県内の支え合う体制などにも触れながら説明。学生には地域を正しく理解し、後悔のない就職活動をしてほしいとメッセージを送りました。
 学生にとっては鳥取の持つ潜在的な力を再度確認し、キャリア形成の参考となる大変良い機会となりました。

COC+セミナー2017

 

COC+セミナー アンケート集計結果

集計結果(グラフ)pdf ⇒ 2017アンケート集計(グラフ)

記述回答pdf ⇒ 記述回答

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セミナー参加学生の感想

 

【鳥取城北高等学校校長 石浦 氏】

 

○ 人と出会い、成長すること、そして諦めない心が大切であると思った。城北高校が相撲の世界で成長したのも、生徒が石浦先生と出会いそして石浦先生に大切に育てられなければ、あそこまでの成長出来なかったと思う。人の成長は、人と出会うことで、より高みに至るのだと思った。

(工学部男子)

 

○ 「他より劣っていても諦めない気持ちが成功に繋がる」ことを学んだ。鳥取県は他県と比較すると何もない様に思えるがもしれないが、他県にない、鳥取県だからこそ存在するものがいくつかある。鳥取県民の一部の人は、「比較」することで劣等感を感じてしまい、「諦め」を持ってしまう。そんな人々を含め、小さくても鳥取県は「最初から負けてない」という気持ちを強く持つことで、「オンリーワンからナンバーワン」の存在になれると思う。

(地域学部女子)

 

○ 鳥取城北高校にはモンゴルからの生徒が勉強している。モンゴルの生徒は「闘争心」が強く、日本の生徒に足りないものを持っている。日本の生徒もモンゴルの生徒が持っていない「優しさ」を持っていて、それをお互いが学ぶことで、良い効果が生まれると話された。これは地域に当てはめても同じことが言えると思った。都会で生まれ育った人の考えや価値感は、鳥取で生まれ育った人とは違うので、交流することで地域に新しい風を送ることができるのだと思う。

(地域学部男子)

 

○ お話から、今後鳥取の枠を超えて生きていく上で、様々な事象に当てはめることができる精神論を学びました。突き詰めれば、「本気でやる」ということが大切なのだと。現実に、これを通せている人は数少ないのではないかと思います。今回は高校相撲界の話でしたが、生徒同志が切磋琢磨して、相撲を本気でやれる環境が城北高校にはあるのだと思いました。また、頭で考えるより、実践することの大切さも学ぶことが出来ました。

(地域学部男子)

 

○ 石浦先生が、学生時代に「こうして欲しかった」と思っていたことを、教員になられた今、生徒達に実践されている。学んだことを次に活かす、何かに活かすというのは、当たり前の様でなかなか難しいことだと思うのですが、石浦先生はご自身の体験を人のために活かすという実践をされていて、素晴らしいと思いました。本気になると、どれだけ人は強くなれるのか、また強い人も最初から強い訳ではないというお話も勇気をもらいました。

(地域学部女子)

 

○ 「嘘のない稽古・教育」のお話の中、教育の場では生徒との信頼関係を作ることが第一であると思った。また、その信頼関係があるからこそ、生徒達は自分を限界まで追い込める稽古ができるのだとも思った。

(農学部男子)

 

【マルサンアイ鳥取㈱代表取締役社長 兼子氏】

 

○ 兼子社長の話し方、考え方には鳥取の良さを実感し肯定していることが表れていて、自然と県内就職を視野に入れてはどうかと考えました。鳥取で長く働いて欲しいからこそ、安心して働ける工場であることを目標の一つに掲げられているのは、社員の方々にとっても、これからマルサンアイ鳥取への就職を目指す学生にとっても信頼できるポイントだと思いました。就職活動する時は、業務内容や給与面は当たり前の基準ですが、信頼できるかどうか、理念に自らが納得できるかどうかも基準にしたいと思います。

(地域学部女子)

 

○ お話の中、印象的だったのは、鳥取に進出される際に、相当な決断もあったと思うが、鳥取に工場をつくるという強い意思があり、「いろんな事に興味を持ち挑戦する」という気持ちが最終的な判断に繋がったのだなと思いました。これまで順風満帆ではなく、多くの失敗や挫折を経験してきたと話される兼子社長さんですが、「あの時、自分が決断した結果には後悔はしない」との思いが結果的に良い方向に向かっていて良かったと思いました。私もいつか、大きな決断が出来る様な役職になりたいと思いました。その際は、兼子社長さんの様に「あの時の決断に後悔はありません」とたくさんの人の前で堂々と言えるような大人になりたいと思いました。また、同時にたくさんの人に尊敬される大人になりたいと思います。

(工学部女子)

 

○ 「win-win」ではなく、「三方よし」を重視していると話された事が印象的でした。ちゃんと、市民や従業員のことも考慮して考えておられるんだと聞き安心しました。特に、災害時には、住民に水の供給をされることや、河川から取水し、利用後はより浄水して河川へ戻す等、環境への配慮も優れ、企業のイメージアップに繋がっていると思いました。鳥取でもっと地域に目を向けた企業が増えれば就職する学生も増えるのではと思いました。 

(農学部女子)

 

〇 同社の理念として「三法よし」の考え方を重視していることが分った。具体的には、入社して良かったと思える会社にすること、家族や友人に自慢出来る会社であること、更に地域に貢献する会社であることである。

(工学部男子)

 

○ 鳥取県はもっと自信を持って自己主張すべきだということを学んだ。鳥取県は経済発展に高いポテンシャルがあるが、県民性なのか目立っていない。工場を進出する上で、鳥取は自然豊かで、水が豊富、原子力発電所から100Km以上離れており、何より労働者がまじめな気質である。県外出身者から見ると鳥取県は自然豊かだが、田舎ということもあり、ネガティブなイメージがある様だ。しかし、実際住んでみると、たくさんの魅力に気づくことが出来ると友達からよく聞く。今回の講師の方々が言われる「もっと自信を持つべきだ」という意見に賛成である。

(地域学部女子)

 

【日本政策金融公庫鳥取支店長 船山氏】

 

〇 日本政策金融公庫は主に事業主を相手に金融ビジネスを展開している銀行と分り、自分にとってはなじみが無かったが、鳥取に立地しビジネスを成り立たせるためのノウハウをいろいろ学べたと思う。就活でのアドバイスでも「知らないものは選択肢に入らない」と言われた様に、鳥取について詳しく調べることで、今まで知らなかった選択肢が広げることが出来ると分った。

(農学部男子1年)

 

〇 中小企業は地域経済、雇用の重要な担い手であり、変化に迅速かつ柔軟に対応出来るダイナニズムを持つ存在である。さらに中小企業が雇用面で大きな比重を占める件ほど、働き手が長く勤め、雇用が安定かつ継続的に維持できる傾向があるとのこと。つまり「人」を大切にする中小企業の姿勢が表れている。まさに鳥取県がぴったりと当てはまっていると思う。

(工学部男子)

 

〇 「正しく地域を理解すること、生活設計をすることで後悔のない就職活動をすることが出来る」との話が大いに参考になった。鳥取県から県外に就職を考えている学生の中で、「地元から出ないと視野が広がらない」と考える者がいる。多くの企業が4箇所以上県外、海外に拠点を持っており、その考えは心配する必要はないとのこと。また、鳥取県は宝の持ち腐れにならないよう、もっと自信を持つべきと感じた。

(地域学部女子)

 

〇 「後悔のない就職活動」についてのお話が印象的だった。地元で働く上で、心配な事として、成長の見込みのない企業や、魅力的なグローバルな企業がなかったり等、地元から出ないと視野が広がらないという意見があったが、これを覆す鳥取の企業の話を聞いて企業を見る目が変わりました。また、地元にいながら某メーカーの様に海外に目を向ける企業や成長著しい企業がたくさんあり、マルサンアイ鳥取の様に県外からの企業もあり、十分魅力的だと思います。おっしゃる様に地元を正しく理解することが、まず大切であると思います。私は未だ1年ですが、今回のセミナーの事を忘れず、就活時期に役立てたいと思います。

(工学部男子)

 

〇 鳥取を様々な方向から見て、鳥取出身の方とはまた違った鳥取の魅力や、鳥取の力、若者が見つけられなかった良さを教えていただきました。「鳥取にはグローバルな企業が無いわけではない」とのお話が印象的であり、今まで決め付けていた私のイメージが覆りました。実際、自分が調べないだけで、自分が知らない鳥取がたくさんあるのだと分りました。今回のセミナーで3人の講師の方々からいろいろな角度で鳥取に関わるお話を聞きました。この様な機会が次回以降もあればいいなあと思います。

(工学部女子)

 

〇鳥取県は女性の活躍と子育ての先進的な県であり、具体的なお話をお聞きし、改めて鳥取の利点を書くにすることが出来た。また、金融機関の方なので、今回は金銭的な角度から鳥取を見ることが出来、良かったです。今回のセミナーに参加して、「鳥取の良さを知り、魅力を感じている方から聴く話は、やはり胸に響くんだ」と実感しました。今後も積極的にこの様なセミナーに参加して意識を高めていきたいです。

(地域学部男子)


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