鳥取大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進室

 平成29年度 看護学課題研究~住民の「いのちと健康」を守る保健医療従事者の育成~

講義科目

 平成26年度より、江府町モデル地区において、「過疎地看護演習」(3年次前期)と「看護学課題研究」(3年次後期―4年次)を、年間をとおしてテーマを引き継ぎ、地域活動を展開してきました。大学と町と地域が協働して住民主体の健康課題解決に向けた健康づくり活動を3年計画で取り組みました。昨年度、3年目(最終)の「過疎地看護演習」では、3年間の健康づくり活動を振り返って成果や課題、今後の活動の継続に向けて地域の方と共有し、多くの成果の声がきかれ、さらなる地域活動も計画されており、効果的な取り組みの評価が得られました。
 そこで、今年度の「看護学課題研究」では、住民の主体的な健康づくり行動の継続を促進する要因の検討とリーダーの役割と意識について、研究テーマとして取り組みました。

講義の様子

平成27年度 血圧に関する学習会と調査

平成28年度 生活習慣全体について、健康づくり活動の自主化、継続化をめざして、学習会及び生活習慣に関する調査

平成29年度

[ 4月 5日]

  • ①生活習慣の改善効果、自主化、継続化の効果検討のための生活習慣に関する追跡アンケート調査(昨年度介入より8か月後)

[ 4月12日]

  • ②大学・町・住民とともに計画したウォーキング・ラジオ体操、セラバンド体操などの実践活動が継続実施されており、健康づくり活動として発展している背景、リーダーの役割についてグループインタビュー調査

[10月27日]

  • モデル地区での報告会

 

報告会より

①のまとめ(生活習慣改善の自主化・継続化)

8か月経っても健康づくり行動が維持されていたこと、その要因として、

  • 自分に合うよう目標をたて、自分のペースで生活に取り入れることができた。
  • 地域ぐるみで健康づくりに取り組み、お互いに声をかけあうことができていた。
  • 実際に健康づくりの効果を自分で実感できた。

②のまとめ(リーダーの役割について)

  • もともと住民同士の結びつきが強く、リーダーシップを発揮しやすい環境であった。
  • 地域づくり活動による成果を住民自身が実感していることも活動を継続できる要素となっている。
  • 地域住民の間に助け合いがあり、よい関係性ができていること、地域活動に積極的な人だけでなく、周りで支える人がいる。
  • 地域に愛着があり、地域のために何かしたいという思いを住民が持っていることが地域活動を活性化させている。

 

 これをもって、本地区への活動が終了しました。健康を切り口とした活動が学生教育とともに、地域、住民の方々も健康意識が高まり、健康づくり活動へ展開がなされた取組となりました。

 また、地域に根差した教育が学生たちの地域への興味、関心、意欲の高まりにつながりました。

 


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