鳥取大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進室

 学生による企業訪問レポート:大山乳業協同組合⑥~鳥取大学x大山乳業(協)~

「学生による企業訪問レポート」 ~鳥取県内企業見学シャトル便~
鳥取大学COC+事業推進室では、学生の皆さんが、稼動中の企業を見学し、良く理解することで、今後の学習や職業選択に役立てて頂く事を目的に「県内企業見学シャトル便」を開始致しました(対象~全学年、全学部)。同行した学生から見た、企業の実態を掲載いたします。

訪問日 2018/06/25
編集者 COC+コーディネーター


鳥取大学では、大山乳業農業協同組合と協働して、昨年7月より大学生による乳製品の新商品製作プロジェクトを開始しています。農学部学生による「アイスチーム」とCOC+学生サポーターによる「菓子チーム」に分かれ、それぞれ平成30年7月と11月に鳥取大学発の協働商品として製作し、中四国地方のコンビ二(約1,400店舗)を中心に販売することを計画している。この度、「アイスチーム」は、自分達が携わった“鳥取県産紅ほっぺ”をいちごソースに使用したアイスクリーム『白バラ いちごあいす』の製造ラインを見学し、商品化されていく最終過程を確認しました。
    
     【新商品と共に:大山乳業本社工場にて】

企業情報

企業名 大山乳業農業協同組合
企業概要 設 立  1946年7月(資本金8億2438万円)  
従業員数 391名
業 種  牛乳・乳製品製造販売
所 在  鳥取県東伯郡琴浦町大字保37-1
概 要  今年で創立72年を迎える同組合は、全国でも稀な県内全ての酪農家が1組織となった酪農専門の農協であり、自らが生産した生乳を加工、販売するという一貫体制を敷いている。同農協の「白バラ牛乳」が乳質で全国のトップクラスを維持できるのは、そのバロメーターとされている生乳の「*体細胞数」が、都道府県平均が27万個/mlなのに対し、大山乳牛農協の平均は15~16万個/mlと群を抜いているからであり、白バラブランド確立のためのたゆまぬ研鑽が伺われる(2018年5月に週間文春で「日本一老けない牛乳」として、その品質の高さが紹介された)。
         
*体細胞数:体細胞数が多いと苦みの原因となる塩分が流れ込み、本来の甘みやうまみが減少する。増加の原因~異常乳(末期乳、乳房炎乳)、暑熱ストレスなど。

学生コメント

今回の訪問では、私たち農学部と大山乳業さんと共同製作した「いちごあいす」の製造工程を見学させてもらった。私たちが去年の夏頃から試行錯誤して積み重ねてきたものがようやく形になったことを実感した瞬間だった。大山乳業さんには商品の試作やデザインなど、消費者の目線だけではなく生産者の目線でも考えていく重要性を教わり、勉強になった。そして、企業と共同で商品開発をするという経験を学生のうちにすることができて、非常に感慨深く貴重な経験になったと感じた。また、作り立てのアイスを頂いたが、作り立てを食べる機会はなかなかないので、そのような経験をすることができたことも非常に新鮮だった。今後は知事訪問やローソンさんでの先行販売といったイベントがあるので最後までこの経験を楽しみたいと思う。

(連合農学研究科 女子)

 

今回の工場見学では、自分たちが商品開発に携わった商品が実際に製造されているのを見学しました。アイスの製造現場を見学させて頂いたことで、今まで行ってきた事がようやく形になったと実感しました。また、この企画の中で、お話をして頂いた「もの作りではトラブルは日常茶飯事であり、そのトラブルにどのように乗り越えていくかが大切だ」と言う事が分かりました。またこの言葉は、研究室生活にも通じる部分があると思ったので、大学院の研究生活の中でしっかりと問題解決能力を養っていきたいと思いました。

(持続性社会創生科学研究科 男子)

 

今回の訪問では、鳥取大学の学生と大山乳業さんで共同開発したアイスが実際に工場で生産されている現場を見学させていただいた。自分たちで意見を出し合って考案した製品が、多くの人や技術によって実際に形になっていく様にとても感動した。また、生産の段階においても、機械の調子や素材の状態を観察し、さらにより良い状態のアイスを消費者に提供しようとする大山乳業さんの姿に驚き、生産をゴールとするのではなく、より良いものを提供しようとする姿が印象に残った。今年の夏は、そんな大山乳業さんや我々の作ったアイスがおいしく食べられるよう、例年より暑い夏になることを期待している。

(農学部 女子) 

                            

機械を動かすにも自分が想像していた以上に人手が加わっていたことに驚きました。1つの商品を作るに当たってもいろいろな意見があり、それを1つにまとめた商品を見た時、自分一人で作ったものではないが、達成感というものを感じました。企業の良かった点として、どのように作業しているか細かく教えて下さり、試作テストをして準備をしっかりしていたとしても、「トラブルはつきものなんだよ」と教えて下さったのは大変勉強になりました。私が質問した時も快く答えて下さり、学生でありながら社員の人との距離が近く、接し易かったです。商品販売の日は晴れることを願っています。

(持続性社会創生科学研究科 男子)

 


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