鳥取大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進室

 【企業見学シャトル便(バスツアー)】①㈱あきんど太郎 ②岡崎ファーム

訪問日 2018/11/6
訪問者 地域学部11名
編集者 COC+コーディネーター
地域調査プロジェクト(多田先生)のBグループエクスカーションで、今回八頭町の隼ラボに入居している地域商社「㈱あきんど太郎」と、花御所柿を育てている「岡崎ファーム」をCOC+シャトル便のバスツアーで現地調査することが出来た。
【㈱あきんど太郎(隼ラボ)にて】

企業情報

企業名 ①㈱あきんど太郎 ②岡崎ファーム
企業概要 ①㈱あきんど太郎
創 業  2017年12月12日(資本金5百万円)
従業員数 1名
業 種  地域産品のマーケティング、販路開拓、商品開発外
所 在  鳥宅県八頭郡八頭町見槻154-2(隼Lab.内)
概 要  代表の松井氏はソフトバンク㈱を経て、販路開拓コンサルタントとして㈱コンパスを設立。その後、鳥取県からの依頼で「とっとりプロフェッショナル人材戦略マネージャー」に就任したことで鳥取に移住。2017年八頭町隼ラボに㈱あきんど太郎を設立し、地方の特色ある資源や産品を発掘し、生産者と共にブランディングを行うことにより新たなマーケットを開拓している。

②岡崎ファーム
創 業  2012年
従業員数 1名
業 種  柿栽培
所 在  鳥取県八頭郡八頭町市谷335-1  
概 要  岡崎ファームを経営する岡崎氏は100年以上の歴史のある柿農家を継ぎ、高齢化が進む八頭町で、若者代表として柿の栽培、販路開拓に奮闘しておられる。柿御所の賞味期間は短いため、柿チップスとして加工したり、また東京での販路開拓も注力している。
【岡崎ファームにて】

学生コメント

①㈱あきんど太郎

・同社は地域の企業や農家などの商品の売り込み方や、生産者がいかに利益を増やすことが出来るかをサポートする企業である。中でも、鳥取の魅力や名産などを如何に他県へ売り込むか、ターゲットを明確にし、買ってもらうためのはどう工夫するか、その手法を聞き、今回は驚いた。

 

・同社の事業ビジョンである「地産地消ではなく、地産外商をめざす。」は、地域の魅力ある地域商品を地域内で終わらせず売り出して行くことであり、生産者の収入に繋がるものと感じた。農家の高齢化や後継者問題がある中、販路拡大やマーケティングを行い事業承継サポートを行う同社のビジネスは今後より需要が高まるビジスとなっていくだろう。

 

・松井社長からのお話で、人生の8割が偶然的な人との出会いで出来ているのかなと思った。若いころから人との繋がりを大切にし、一人で何でもやる癖がついているからこそ(主体的にやっているからこそ)、出会いの中で自分を発揮できるのだと感じた。

 

・「食べたら分かるというものを、食べたことのない人にどうやって売るか。」「商品を売るのではなく、売れるように仕向ける。」(マーケティング)の難しさとともに、らっきょうのパッケージをカラフルに変えて売るアイデアは凄いと思った。

 

・商品販売するターゲットを明確にし、絞り込むことで宣伝方法等、すべきことが明確になり、効率よい販売が可能になることを学んだ。商品は良いのに売れなくて困っている企業は、ターゲットを絞った効率的な販売方法が取れていないのだと思った。

 

・分かりやすいセールスポイントは、消費者の気をひくものだと思うが、商品のセールスポイントではなく、サービスのセールスポイントでもいいという内容の話に驚いた。商品の質の向上も企業の大切なことであるが、販路の工夫も重要であると思った。(ブランディングを行う際に顧客ターゲットをしっかり定めること)

 

・「10人いれば、半数以上には嫌われている」という話にはびっくりした。半数以上に嫌われても、その内の2~3人が興味を持ってくれれば固定客を掴むことが出来るという話に興味がわいた。

 

・お話を聞き、鳥取にずっと住んでいる自分は、鳥取はなにも無いと思ってしまうが、着眼点を変えることが重要だと感じた。

 

②岡崎ファーム

・岡崎ファームは、100年以上の歴史がある柿農家であるが、八頭町の農家で若い人は岡崎さんだけという高齢化に加え、いろいろな事情で改革が出来にくい現状について理解できた。

 

・一番強く感じたことは農業の過酷さである。規格外のものは排除され、自然環境とくに予期もしない鳥獣被害や長雨、大雪といった気象対策にも、大変なご苦労が感じられた。

 

・柿などの農作物を作るだけでなく、東京などへ出向いて売り出すなど、どれだけいいものを作っても売れなければ意味がないという現実もあり、活力・やる気がないとやっていけない世界だと感じた。あきんど太郎のような企業サポートをする会社ともっと連携する必要を感じた。

 

・花御所柿は糖度が20以上もなる山陰を代表する品種の柿でありブランド力が強い。しかし、糖度の高さゆえ日持ちが悪いという問題もある。そのため同ファームでは、柿チップの加工品開発や、大学との連携など通して新しい分野へ挑戦しておられるのだと思った。

 

・柿のような賞味期限の短い作物は流通させるのが大変だと思った。天候により収入が減る年もあることから、作物を加工し、賞味期限を延ばし、流通範囲を広げることで安定した収入を得ることが出来ると思った。                    


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