鳥取大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進室

 地域就業論 講義録⑤(株式会社バルコス)

講義科目

講義概要

 鳥取大学では県内産業界への理解促進と職業観・就業意識の醸成を狙いとして「地域就業論」を開講しています。
 本講座では地元産業界からリレー形式で講師を招き、各業界の現状やこれからの方向性(ビジョン)のほか、その業界で働くためにはどのような能力や姿勢が必要か等についてお話しいただきました。

 1月10日(木)は株式会社バスコス 代表取締役 山本 敬氏にお越しいただきました。

会社名

株式会社バルコス

学生へのメッセージ

 弊社はハンドバックを作る会社で、経営理念は「創る、造る、売る」であり、創造して、しくみをつくって売っていこうというもの。30年前は東京で雑誌のカメラマンをしていたが、自分で創造して作ったものを売るクリエイティブな仕事をしたくて鳥取に帰ってきた。

 生産体系としては、イタリアからトレンド(流行の情報)が倉吉市の本社に伝わり、それを中国の自社工場でサンプルだけを作る。そこから、本生産は下請け工場で行う形。さらに、サンプルができたら商談を行う。現在ではサンプルだけで月に500点を制作する。

 

 弊社の事業には3つの柱。1つ目は、生産力、調達力を駆使したOEM商売。弊社が下請けをするというもので、これが弊社のベースになっている。2つ目は、BtoCをベースとしたクロスメディア商売。簡単に言うとOEMと同様の原価で直接コンシューマに提供することができ、弊社の利益が大きくなる。そのため、国内ではBtoCを行おうとしている。3つ目は、「Hanaa-fu」ベースとした海外商売。

 

 OEMでは、ほとんどの日本のアパレルメーカーとの取引先実績がある。最近の取引先はテレビ局が多く、自局で通販番組を持っていることが多い。それぞれ専用の商品を作っているが、これは収束の方向に向かっており、最近の主はインターネットになっている。インターネットは大手通販サイトでの卸売りがメインになっているものの、本当は自社サイトで販売を行いたい。ただ、自社サイトを見付けてもらうのが難しいので、テレビなどオールドメディアを使用して店舗に来客してもらうといったクロスメディアが重要になっている。店舗は大型化しており、ショールームとしての意味合いもある。クロスメディアのおかげか、売上も増えてきている。既にタイやバンコクなどアジアを中心とした有名百貨店に出店しており、特にタイは順調に伸びてきている。

 

 他の優良企業に内定があるにもかかわらず、弊社にIターンで入社した従業員に「バルコスの方が夢がある。」と言われたことがある。実際に何かを創造して、何かを作るのは大変。ずっと思いこんでいる、諦めない、それが一番重要なのではないか。

 

 

■株式会社バルコス

住所 鳥取県倉吉市中江48-1

代表者 代表取締役 山本 敬

従業員数 37名

業種 ハンドバック卸・小売業、自社企画開発

会社HP http://www.barcos.jp/

 

 

 

 

 

 


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